HBsAb
B型肝炎ウイルス表面抗体
HBｓ抗体はHBｓ抗原に対する抗体で、HBVに対する感染防御抗体でもあります。過去の自然感染あるいはワクチンの接種によって獲得されます1)。
※ワクチン接種後一旦HBsAbを獲得した後、抗体価をモニタする中で低下によるワクチン再接種の必要性（防御抗体としての必要量低下）の目安は、10mIU/mLとされています2) 3)。
1) 日本消化器病学会 肝機能研究班：肝疾患における肝炎ウイルスマーカーの選択基準（3版）、日本消化器病学会誌,98,206-213(2001)
2) 小坂 他、HBV感染と予防対策、医学のあゆみ、151,881-885(1989)
3) 小島 他、B型肝炎－予防、治療、72,94-96(1990)
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